top of page
  • Instagram

4歳児の発達の特徴と鈴の音保育園の取り組み〜保護者の皆さまへ〜

  • 執筆者の写真: Morito Tachi
    Morito Tachi
  • 2月20日
  • 読了時間: 3分

【心身の発達】

4歳児は、運動能力がさらに高まり、身体を大きく使った活動を楽しめるようになります。ジャンプや片足立ち、複雑な遊具の使用など、体のバランスを取る力も発達し、自信を持って挑戦する姿が見られます。また、思考や言語もより論理的になり、「なぜ?どうして?」という探求心が育ち始めます。鈴の音保育園では、子どもたちが安心して自分の力を試せる環境を用意し、自由な発想や好奇心を伸ばす活動を大切にしています。


【生活習慣の形成】

4歳になると、ほとんどの基本的生活習慣が自立してきます。食事では好き嫌いのある子もいますが、友だちとの食事を楽しみにしながら食べることで、食への関心が広がります。鈴の音保育園では、苦手なものにも少しずつ挑戦できるよう、楽しい雰囲気と励ましを大切にしています。身の回りのことを自分でやり遂げる達成感を重ねながら、自律心の育成を支えています。


【人間関係・社会性の育ち】

他者との関係がより深まり、友だちとの共通の目的に向かって協力したり、意見を交わしたりする姿が見られるようになります。時にはトラブルも生じますが、それも社会性の育ちにとって大切な経験です。鈴の音保育園では、保育士が仲立ちをしながら「どうしたかったのか」「どう伝えたらよいか」を一緒に考えることで、自分と相手を大切にする心を育てています。


【安全・健康管理】

活発に動き回る4歳児は、ルールの理解とともに自ら安全に行動する力も必要となります。園では、けがを防ぐ環境づくりに加え、年齢に応じた安全指導も行っています。また、手洗いやうがい、適切な休息など、健康な生活習慣が定着するよう、日々の生活の中で丁寧に関わっています。体調の変化にもいち早く気づけるよう、視診・触診を欠かさず行い、安心して過ごせる環境を整えています。


【子育て・家庭との連携】

自我がはっきりしてくることで、家庭でも葛藤が増える時期です。園では保護者とのこまめな情報共有を通じて、園と家庭で一貫した関わりができるよう努めています。保育の中で見られる成長の様子や友だちとの関わりを伝えることで、保護者の安心感につなげ、必要に応じて面談や子育て相談も行っています。


【園独自の取り組み・教育的活動】

鈴の音保育園では、子どもたちの興味を引き出すテーマ活動や、自然に親しむ園外活動、音楽・リトミック、運動遊びなど多彩な教育的活動を取り入れています。また、縦割り保育や地域交流など、年齢を超えた関わりを通して豊かな人間性を育む機会も大切にしています。探究心を育て、自ら学びに向かう姿勢の土台づくりを、4歳児期からしっかりと支援しています。


ree

 
 
bottom of page