全体フリー YUSA
- Morito Tachi
- 4月10日
- 読了時間: 2分
更新日:7月1日
幼いころに出会った幼稚園の先生の姿に憧れて、保育の道を志しました。明るくてやさしいその先生のように、自分も子どもたちにとって安心できる存在になりたい──そんな思いが、今の保育につながっています。
保育の中で大切にしているのは、「子どもたちが自分の力を信じられるように見守ること」。つい手や口を出したくなる場面でも、ぐっとこらえて見守ることで、子ども自身が「できた!」という達成感を得られるように心がけています。私自身、忙しい家庭では、つい子どもの行動に手を貸したり先回りしてしまいがちで、子どもの興味や関心をじっくり育む時間がなかなか取れません。
だからこそ、乳幼児の発達を専門とする保育施設では、子どもが自ら興味を持ち、挑戦できる環境を大切にしています。成功体験はもちろん、時には失敗することも含めて、子ども自身が「やってみた」「できた」「うまくいかなかった」と感じられる経験を、しっかり保障していきたいと考えています。そうした積み重ねが、子どもたちの自己肯定感や自信につながっていくと信じています。
子どもたちには、自分を大切にする心と、まわりの人も大切にできる優しさを持って、のびのびと育っていってほしいと願っています。自分の思いを言葉にしながらも、友だちの気持ちに気づけるような、そんなあたたかい人になってくれたら嬉しいです。
特に好きな保育の時間は「絵本の読み聞かせ」です。子どもたちと一緒にお話の世界に入り込んだり、読み終わったあとに感想を交わしたりする時間が大好きです。「もう一回読んで!」とリクエストされたときには、心の中でガッツポーズをしてしまいます。絵本の魅力を通して、ことばや想像力、思いやりの芽が育っていくことを日々実感しています。
保護者の皆さまとは、お子さんの小さな変化や成長を一緒に喜び合えるような関係を築いていけたら嬉しいです。不安なことや心配なことがあれば、いつでも気軽にお声かけくださいね。
