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1歳児の発達の特徴と鈴の音保育園の取り組み〜保護者の皆さまへ〜

  • 執筆者の写真: Morito Tachi
    Morito Tachi
  • 2月26日
  • 読了時間: 3分

【心身の発達】

1歳児は歩行が安定し、手指の操作や言葉の理解・表出が進み始める時期です。鈴の音保育園では、一人ひとりの成長段階に応じて遊びや活動を丁寧に構成し、自ら動く意欲や挑戦する気持ちを大切にしています。子どもの「やってみたい」を尊重し、保育士が温かく見守ることで、自己肯定感と自立心の芽生えを支えています。


【生活習慣の形成】

この時期の子どもは、生活リズムが安定し始め、自分で「食べる」「着替える」「排泄する」ことへの関心が高まります。園では、一人ひとりに合わせた生活の流れの中で、無理なく基本的生活習慣を身につけられるよう援助しています。幼児食への移行にも丁寧に対応し、スプーンなどの食器の使用をサポートすることで、自立の喜びと食べる楽しさを育んでいます。


【人間関係・社会性の育ち】

1歳児は他児への関心が芽生え、保育士との愛着関係を土台に、周囲との関わりが広がっていきます。鈴の音保育園では、小さなやりとりや共鳴的な遊びの中で「一緒にいる楽しさ」を味わえる環境づくりを大切にしています。自分の思いを伝える練習や、相手の気持ちに気づく経験を通じて、ゆるやかに社会性の土台が育っていきます。


【安全・健康管理】

1歳児は活動が活発になる一方で、転倒や誤飲などの危険も増えます。園では、安全対策の整った保育環境の中で、保育士が常に子どもたちの動きや表情に注意を払いながら見守ります。日々の健康観察や手洗いの習慣化、食物アレルギーへの個別対応など、健康を守る配慮も徹底しています。


【子育て・家庭との連携】

1歳児の育児には戸惑いや不安もつきものです。鈴の音保育園では、きめ細やかな連絡帳や送迎時の会話、定期面談を通して、子どもの成長を保護者と共有しながら支援しています。保護者の声に耳を傾け、必要に応じて助言やサポートを行うことで、家庭との信頼関係を築いています。


【園独自の取り組み・教育的活動】

当園では、年齢や発達段階に応じて絵本の読み聞かせなどの活動を積極的に取り入れています。五感を刺激する経験や、季節を感じる行事を通して、日々の生活が子どもたちの感性や表現力を育てる学びの場となるよう努めています。近隣には安全で自然豊かな公園が多く、できるだけ戸外に出かけ、風や光、草木に触れる経験を積んでいます。

園庭には転倒にも配慮した人工芝を設置しており、子どもも安心して体を使った活動ができます。また、四季を感じられる「里山ゾーン」やツリーハウスなど、自然を身近に感じられる設備も整っており、毎日の生活の中で豊かな感性を育む場となっています。



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